現在選択されている言語を取得する方法

現在選択されている言語を取得できれば、
「表示言語によって処理を分岐する」などができるようになります。


まず言語のリストを取得します。



取得したリストの0番目に、現在選択されている言語の言語コード(日本語なら”ja”)が格納されるので、NSStringに格納します。



あとは「initWithLocaleIdentifier」を使ってNSLocaleを生成します。



アプリを複数の言語に対応させる方法

アプリを複数の言語に対応させる方法について説明します。
今回は日本語と英語に対応させてみます。

1、まずは言語の設定ファイルを作ります。

▼適当なグループ(ここではSupporting Filesを選択しています)を右クリックしNew Fileを選択します
xcode new file

▼メニューが出てくるのでiOSのResouseの中からStrings Fileを選択します
strings file

▼英語表記のときに表示する文字列を
“Edit”=”Edit”;のような形式で入力します。(セミコロンを忘れずに!)
en localize

▼FileinspectorのLocalizationという項目の下にあるプラスボタンを押します
localization

▼Englishが現れます。
localization en

▼もう一度プラスボタンを押し、Japaneseを選択します
japanese

▼Japaneseが表示され、
localize

▼.stringsファイルが分割されます。
localizable.strings

▼.stringsファイルの(Japanese)の方は
“Edit”=”編集”;という形式で書きます。
localization ja

2、多言語化する部分にコードを追加する
▼下記の画像のように多言語化する文字列は
NSLocalizedString(@”Settings”, @”")
という形式で書きます。


3、確認してみる
「設定app→一般→言語環境」で表示言語を変更できます。
▼日本語の場合


▼Englishにした場合


ローカライズできました!